アサシン、やってみた

ちょっと遅いけど、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年12月始めに買ったまま忙しくて放置していたXBOXのゲーム、「アサシン クリード」をコンプリート。
元々ロストオデッセイを買いに行ったが、アサシンのパッケージ裏に「次世代のゲームプレイがここにある!」なんて仰々しいコピーがあったのでつい一緒に買ってしまった。
アサシン クリードは三人称視点の3Dアクションゲーム。十字軍時代のアサシン教団とテンプル騎士団の戦いを描いた歴史再現物ぽいゲームである。

以下、ストリー展開について若干のネタばれあり。

ストーリー

プレイヤーはアサシンの末裔であるデズモンドというバーテンとなり、遺伝子の記憶を再現することができるアニムスという謎の機械を使って過去の人物、アサシン教団のアルタイルとして記憶を辿るというストリー。ところが、デズモンドはアブスターゴ社に囚われの身であり、アブスターゴ社が探し求めるお宝の情報を探るため無理矢理アニムスで過去に送り込まれているという現代でのストーリーも平行して進められていく。ただし、現代でのストーリーはあまり展開が無いうえ、アルタイルがすべての仕事(勿論暗殺)を終えて裏切り者の師からお宝を奪還した後、唐突にゲームが終了する。エンドクレジットが流れ出したときはバグか、操作をミスったかと思い、もう一度最後のセーブデータからやり直したぐらいだ。
後でネットで調べてみると続編が出るらしいが、あまりに中途半端な切り方なのでこのエンディングについては色々と意見が出ていた。

付属の取説とかにはアルタイル等の説明はあるものの、デズモンドやアブスターゴ社の説明は一切出ていないので知らないと序盤で混乱するかも。
それと、デズモンドがウォーレン博士と話しが出来るときにポケットのペンをスリ取る事ができる時がある。このペンには博士のパソコンのパスワードが記されている。パソコンのメールから裏事情が少しわかるようになるので取っておくと良いだろう。

グラフィック

西暦1191年頃のエルサレムやアッカの町を色あせた感じをリアルに再現している。ゲームの要素として高い塔等に登る必要があるが、塔の上から町並みを見下ろすとひしめく家々がなかなかの絶景である。

武器

基本的に与えられた武器しか使えない。ランクが上がると武器が追加される。
・アサシンブレード
左腕に装備した暗殺用の隠し剣。敵に近付き、一突きで死に至らしめる。相手に向かって走りにながらこれを使うと飛びかかるなどアルタイルのアクションが変わる。
・ショートブレード
通常の戦闘に使用する剣。複数の敵に囲まれた時に使用する。
・投げナイフ
離れたところから敵を狙うには最適。ナイフなのに必殺(笑)。所持数には上限があるがアルタイルのランクが上がると増える。残数が少なくなったら町でスリを行えばナイフが増える。

ゲームの流れ

このゲームでは基本的に指示された人物を順番に暗殺していくが、暗殺するには町で対象の情報収集して教団支部の許可が必要である。しかし、情報収集のための尋問、スリ、盗聴等を毎回同じ様に繰り返すだけなので途中で飽きてしまう。
暗殺が許可されて、ターゲット付近に近づくとイベントが始まる。暗殺を終えてた後はすべての兵士が警戒高の状態になるので見つかると追っかけてくる。イベント前に退路となる周辺の屋根にいる兵士をあらかじめ片付けておき、屋根伝いで逃げれば楽に逃げられる。また、町中に散らばる複数のターゲットを暗殺する場合は屋根伝いに移動し、屋根の上から投げナイフで暗殺すればスムーズに事が運ぶ。

アクション

ゲーム中はさまさまなアクションが可能で、走ったりジャンプは勿論、壁をよじ登ったり、飛び降りたりと自由度は高い。
戦闘時には他のゲームでも見かけるようなコンボ、ガード、かわす、カウンター等様々なアクションが可能。特にガードとカウンターは多数の敵に囲まれた時に重宝する。
ゆっくりとだが戦闘中でも体力が回復するため、持久戦に持ち込めば多数の敵に囲まれても結構平気である。この様な場合はガードしつつ、敵が切り込んできたらカウンターでばっさりと切り捨て、隙があればそのまま攻撃に転じる。自分が疲れたり(コントローラの操作で)、ダメージが大きくなってきたら、またガードしながら回復する、を繰り返せばほぼ無敵状態になる。ただ、弓兵がいるところは注意が必要。矢が当たらない場所に移動しよう。

感想など

個人的に剣アクションのゲームは今まであまり面白いとは思わなかったけど、アサシンはとても面白く感じた。特に多数の敵に囲まれた状況下で、防御しつつ、カウンターから攻撃に転じたときにバッサ、バッサと切り捨てて敵を打ち倒す辺りは爽快である。いや~アルタイル強すぎ(笑)
そして敵を倒す時はカメラの視点が自動的に切り替わり、アルタイルの華麗な剣さばきと身のこなしを的確なカメラワークで演出するところはカッコ良すぎる。

一応、町中で敵からから逃れるための手段(ソーシャルステルス?)がいくつか用意されていので、いわゆる潜入物のようなプレイスタイルが好きな人はこれらを駆使して追っ手から逃げることもできる。というか、これが本来のやり方かな。

最後にストーリーの展開については苦言を呈したい。アルタイルの方では達成感があるが、デズモンドの方は中途半端な終わり方なのでゲームが終わってもなんか消化不良みたいに後味が悪い。ここはやっぱりデズモンドの方も何らかの結末が欲しかった。明示的に続編へつなぎたいのならバックトゥザフューチャーみたないに一旦ストーリーを終わらせて、続編のきっかけを最後にポンと出す様なやり方でもよかったかと思う。

※この記事は旧ブログ-レンズの向こう(@ブログ人)にて公開していたものです。

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