Fallout3-追加DLC Operation: Anchorage!やってみた

Fallout3の追加DLCは3種類が計画されており、その第1弾としてOperation: Anchorage!の日本語版が3月18日よりXbox Liveで配信されています。
このDLCは有償コンテンツなのでネットとかの評判を見てから購入しようかと思っていたのですか、この間の連休中にポチッとやってしまいました。しかし、連休中は人が来たり、出かけたりといろいろあってあんまり進まず、しばらく放置していました。で、再開したのはいいのですが最後のアタッシュケースをうっかり取り忘れるという、ミスをやらかしてしまい、結局二周してしまいました。やっとこさ完了したので記事にまとめてみました。

Operation: Anchorage!について

Operation: Anchorage!はXbox 360版Fallout3用の追加DLC(ダウンロードコンテンツ)です。これで遊ぶには当然Fallout3本体ソフトが必要です。
公式HP関連ページにムービーやスクリーンショットがあります。

このDLCを購入すると新しいクエストが追加されるほか、新しい武器、防具が入手できます。また、実績や新しいPerksも追加されるようです。

コンテンツの購入

Operation: Anchorage!は追加ダウンロードコンテンツなので、まずコンテンツを購入し、ダウンロードする必要があります。XboxLiveからコンテンツを探してもいいですが、Fallout3を立ち上げた直後のメニューで「DOWNLOADS」を選択するとすばやくダウンロード画面にいけます。今回は急に思い立ったため、クレジット決済を利用してみました。ただ、クレジット決済でも一度マイクロソフトポイントを購入する必要があり面倒です。しかも、マイクロソフトポイントは購入時に決まったポイント分しか購入できない辺りにいやらしいさを感じます。

ところで、追加DLCのOperation: Anchorage!は800マイクロソフトポイント(以下、MSPと略)は金額としていくらなのか計算してみました。クレジット決済の場合は1000MSP=1,480円(税込み)でした。なのでマイクロソフトポイントは1.48円/MSPということになり、800ポイントのDLCは1184円相当になります。なお、プリペイド方式では割高となり1.50円/MSPになります。しかし、購入店での割引や購入時のポイント還元等でプリペイドの方が割安になるかもしれません。あと、クレジット決済では500,1000,2000,5000MSP単位で購入できますが、プリペイド方式では700,1400,3500MSPと購入できる単位が違うのはなぜ?

イントロ

いつものようにウェイストランドをうろついていると、怪しげな電波を受信した。暗号化されているようだがPip-Boyを使って見事復調に成功。どうやらディフェンダー・モリルというアウトキャストが仲間に対して応援を要請しているようだ。暇だから行ってみるか。好奇心半ばで要請された場所へ行ってみることにした。
指定された場所はどこだろう。腕に着けたPip-Boyで地図を調べてみる。いつもながらコヤツは便利だ。ずーっと動いているがどんな電池で動いているのだろう、と思いながら地図を開くと既に目的地がマークされている。どうやらメトロの駅に潜り込み、D.C.内に入る必要があるようだ。

まずはメトロへ向かおう。と、前方に逃げた奴隷の一行を発見した。彼らはロボットに襲われていたので手早くロボットを倒してやった。逃げ出した奴隷たちは奴隷解放の主導者ハンニバルの所へ行くのだと言う。そういえば最近そんなヤツの手伝いをしたことを思いだし、居場所を教えてあげた。礼を言って立ち去る彼らをしばらく眺めていたら、いきなり走り出した。何事かと思ったらみんなでヤオ・グアイへビリヤードキューで殴りかかっている。おいおい・・ビリヤードキューで勝てるかよ、と走って駆けつけたものの、すでに全員死亡。ヤオ・グアイは倒して肉を頂いた。

気分を改め、ベイリーズ・クロスロード・メトロへ向かう。ほどなくなしてメトロに到着するが出入り口の階段が崩れて埋まっている。辺りを調べると近くの壁にドアを発見した。ここからメトロに入れそうだ。ドアを開けて中に入る。
内部の照明はほとんど無く、Pip-Boyのライトを点けて先に進む。暗くて狭い通路を少し進むとメトロの地下道に合流した。そしてホームの方へ進み出したとき、異臭が漂っていることに気がついた。どうやら付近にグールがいるようだ。放射能の影響か、ヤツらの体はゾンビの様に腐っている。そして、一部は人を襲い貪るのだ。
アサルトライフルを取り出し、いつでも発砲できるよう体勢を整えて先に進む。暗闇から突如として三匹のグールが飛び出してきた。距離があるうちに二匹は倒したが、その間に残る一匹は目の前に迫ってきている。すかさずショットガンに交換し、目の前まできたグールの頭に一発見舞う。至近距離でショットガンを受けたグールの体は四散して周囲に飛び散る。
グールを倒した後、駅構内を探索する。どうやらこの駅には出入り口が二ヶ所あり、ホームの上のコンコースはその出入り口間を繋ぐ形になっているようだ。目的地はこの先の様だ。

もう一つの出入り口から外に出るとエスカレータを上がった所にアーマーを着込んだ人がいる。周囲には発砲音が響く中、そこへ近づく。彼が救援を要請したディフェンダー・モリルという人物らしい。モリルと仲間はスーパーミュータントと交戦中のようだ。彼はミュータント退治を手伝うか、そうでないなら邪魔をするな言う。もちろん手伝うさ。近場のミュータントから倒していく。最初勢いがあったミュータント勢も徐々に勢いがなくなってきた。ミュータントの数が少なくなって来たのでショットガンに持ち替えてミュータントの後ろにまわり、ガトリングレーザーでもなかなか倒れないスーパーミュータントへヘッドショットをお見舞いする。

味方に何人かの犠牲を出しながらも、なんとか全てのミュータントを倒したので基地に戻るモリル達についくことにした。
廃墟のビルを進むと道中またもやスーパーミュータント達に襲われるが、なんとかしのいだ。間もなく基地らしき場所に到着する。モリルから基地の奥にいる護民官のマクグロウに会ってくれと言われた。まあ、暇だから会っていくか。
エレベータに乗り、地下に降りていく。到着したエレベータから降りるとディフェンダー・シブリーという人物が横柄な態度で出迎えてくれた。ついてこい、と言うので後に続くと護民官マクグロウがいる部屋へ案内された。どうやらモリルに見込まれてマクグロウに引き合わされたようだ。
マクグロウの話によるとここには武器庫があるのだがロックされて入れないそうな。ロックはとあるシミュレーションプログラムを終えた人物だけが外すことができるらしい。そしてシミュレーションの内容はアラスカ州アンカレッジを中国軍の手から救う、というもの。ところがこのシミュレータの安全装置が外されており、シミュレーション中に死亡すると現実世界でも死亡するんだとか。うーん、この設定、以前にもあったなと思いつつ分け前を貰えるという話を聞いて二つ返事でOKする。

またまた、シブリーに案内されて隣の部屋へ。部屋の中央にはたまご型の装置が置いてあるが、Vault112で見かけたのと少し形が違う。渡されたニューロ・インターフェイス・スーツなるものを着てポッドに入る。椅子に座ると殻が閉じ、気が遠くなった・・・

追加アイテム

面白そうなものだけ紹介。いずれもシミュレーションをクリアし、武器庫を開けることにより入手できます。一部はシミュレータ内でも使用できます。
せっかくの新アイテムですが、他の場所や商人から入手できないと修理することができず、使い捨てになってしまいます。

・ガウスライフル
DAM 89,WG 12.VAL 358 (CND 80%ぐらい)
シミュレータ内にも登場した、一発撃つのにMF Cellを一個消費する贅沢なエネルギー系兵器です。ダットサイト付きで照準を合わせやすいのですが、一発撃つごとにリロードの時間がかかるのが難点。威力についても消費する弾薬を考えるともうちょっと欲しいところ。

・プラズマ・グレネード
DAM 166,WG 0.5.VAL 50 (CND 100%)
プラズマ・グレネードといえばHaloですが、このプラズマ・グレードはくっつきません。また、このグレネードは爆発時は緑色に光ります。
威力については通常のグレネードのDAM 111に対して1.5倍ほどであり、ボトルキャップ地雷がDAM 500オーバーであることを考えると微妙な性能です。しかも、武器庫に有ったのはたった一個だけなので別の意味で使えません。なお、姉妹品としてプラズマ地雷もあります。

・中国軍ステルスアーマー
DR 24,WG 20.VAL 358 (CND 80%ぐらい),Sneaking+15
シミュレータ内では敵兵が使用して透明になっていたようですが、自分で着てみると透明にはなりませんでした。

・冬用T-51bパワーアーマー
DR 45,WG 40.VAL 999 (CND 100%),Rad Regsist+8
これとパワーヘルメットはシミュレータ内でアメリカ軍が使っていた装備です。防御力は高いですが重いです。

・冬用T-51bパワーヘルメット
DR 10,WG 4.VAL 120 (CND 100%),CHR +1,Rad Regsist+8
上記アーマーのヘルメットです。

感想

このDLCにはレベルの要求は無い様なので、プレイヤーのレベルに応じて難易度が設定されていると思いますが、妙に簡単なのでひょっとしたらどのレベルによる難易度の調整は無いのかもしれません。だとしたらもう少し低いレベルだと違った感想になるかもしれません。ちなみに私のキャラクタはすでにレベルキャップ(LV20)に到達しています。また、難易度はノーマルに設定してプレイしました。

・厳寒のアラスカは風景が綺麗。
Fallout3の荒廃した風景を見慣れていると、アラスカの山岳地帯の風景はとても綺麗で思わず周囲を眺めてしまいます。

・難易度が低い
基本的に難易度が低めに感じられました。その要因として弾薬補給や体力回復できる場所が多すぎることや、同伴するモントゴメリー軍曹が無敵な点、こちらの人数や戦力に対して明らかに敵側不利な状況になることが多い点などでしょうか。どちらかというとD.C.内を徘徊する方がはるかに危険度が高いと感じました(D.C.内は不注意で死ねます)。

・部隊のコントロールが今一つ
Fallout3はRPGに分類されますが、戦闘はリアルタイムで行うことからシューティングゲームとしての性格も合わせ待ちます。このDLCでは一人もしくは部隊を率いて戦闘を行うFPS(TPS)風に作られていますが、残念なことに部隊を細かくコントロールすることはできません。次の地点へ移動して待機や敵基地を攻撃などの指示はクエストの進行により選択できるようになるのですが、レインボーシックスのように好きな時に好きな場所へ待機や攻撃を指示することはできません。結局、部隊を引き連れてぞろぞろ移動、攻撃するだけなので戦略を練る楽しみもありません。まあ、敵は弱いので戦略を練ること自体必要ないのですが。いや、部隊自体いなくても自分一人で十分な気も・・・。

・追加された武器は微妙
ガウスライフルなどいくつか追加の武器と防具が追加されています。一部はシミュレーションを完了して武器庫を開けるまで手にすることはできません。しかも、追加される武器や防具は性能面で微妙。また、実際に使用したり、攻撃を受けた場合は消耗するので修理が必要となるのですが、修理するには同類の武器や防具が必要です。一個しか入手できない場合は壊れたらおしまいです。

ということで、個人的にはヘイローファンであれば思わずニヤリとしそうな「プラズマグレーネード」とかがあったり、微妙な性能ながら新武器追加でリフレッシュされた感はあります。ただ、難易度とかストーリーの長さから考えると800MSPは高すぎる気がします。でも第二弾、第三弾にもかなり期待しています。

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