ノートパソコンHP Pavilion dm3aを使ってみて

今回はHP製のノートパソコン Pavilion dm3aを使ってみた感想などです。
先日購入してからまだあまり使い込んでいないのですが、デザインやパフォーマンスはなかなか良いです。その半面、細かい部分に残念な点が見られます。

使ってみて

まだ少ししか使っていませんが、動作クロック1.6GHzの割にはキビキビ動くのでパフォーマンスは高そうです。デュアルコアであることやSSD換装が効いているのでしょうか。とりあえず今回は所感などをまとめてみました。

金属感バリバリの筐体はしっかりした作り

本機は1スピンドルなので全体的に薄い作りになっています。外装はヘアラインが入った金属ぽい質感が漂っており、部分的に使われているクロームメッキと相まってなかなかクールです。おそらく、プラスチックに金属蒸着の処理したものだと思いますが、持ってみてもそれなりにしっかりしてます。

液晶ディスプレイの上下方向の視野角の狭さが気になる

液晶はワイド13.3インチの光沢タイプが搭載されています。発色などについては不満ありませんが、上下方向の視野角はかなり狭いのが気になります。おまけに本機では液晶ディスプレイの開く範囲が狭いこともあって、特に膝の上に置いて使用する場合はディスプレイ部を最大角度まで開いても画面下側は白っぽくなるので見にくいです。もう少し開く角度が広い方が良かったですね。

画面解像度は1366×768ピクセルです。画面サイズが13.3インチあるため、文字の大きさも見やすくてちょうど良いサイズです。ただし、この液晶サイズのために本体はA4サイズより少し大きくなっており、残念ながら私の通勤鞄には入りませんでした。ビジネス向けの鞄の多くはA4サイズを基準にしていると思われるので、持ち歩く事を想定すると12インチクラスがベストかもしれません。

キーボードはマシな方

キーボードは最近流行りのアイソレーションタイプです。適度なキーピッチとストロークであり、キーボードのたわみも少ない方ですが、残念な事にキートップが真っ平らであり、触感もツルツルなのでタイプするときに指が滑るような感触があります。キーの配列も問題無いことから、キートップのツルツルは止めて少し凹ましてくれるととても使いやすくなるかなと思います。

ファンクションキーはFnキーと同時押し

ファンクションキーはデフォルトではアクションキーとして働きます。これは普通のノートパソコンと逆の動作であり、たとえば、単にf1と押すと液晶画面の輝度が暗くなり、機能設定が働いてしまいます。ファンクションキーとして使いたい場合はfnキーを押しながらf1とかを押します。

また、キートップの表示も輝度調整の白色で記号の表記も大きいですが、f1などの文字はサイズが小さく、文字色も濃い色なのでキートップの黒色に溶け込んでかなり見づらいです。OSに関わらずファンクションキーは日本語の入力を行う場合に多用するのでこれは大きな問題です。
ちょっと変わった仕様ですが、同梱されていた「ファンクションキーの情報」という資料に説明がありました。それによると「お客様の利便性向上のため」だそうです。この資料は日本HPが作成した日本語の資料ですが、日本語入力に支障が生じると誰も思わなかったのでしょうか。

このファンクションキーの動作については後にBIOSで動作を変更できることを発見しました。やり方は下記の「ファンクションキーの動作仕様の変更」を参照してください。

タッチパッドは指紋ベタベタに

タッチパッドはタッチするエリアもキーもクロームメッキみたいな光沢がある仕上げになっています。まあ、買うときには気づいていたのですが予想通り指紋ベタベタになります。潔癖症の方には苦痛かもしれません。また、指先が汗ばんでいたりすると、うまく滑らない事もありました。
ちなみに上に書いたようにキーボードのキートップもツルツルなのでタッチパッドほど酷くはありませんが、照明の状態によってはそれと分かるほど指の跡が残ります。見た目はカッコいいかも知れませんが、もう少し実用性に配慮して欲しいところです。

タッチパッドの面積は広く、右側にはスクロール専用の領域もあるので全般的に操作しやすいですが、ボタンが少し重いので操作の流れが断ち切られる感があります。なお、タッチパッドをオンオフさせるスイッチがタッチパッドとキーボードの間にあります。Windows7をインストールしていると不要時にタッチパッドをオフにできます。

ファンの音はやや大きめ

Acer Aspire ONEと比べると本機はやや騒音が大きい感じがします。これは本体の右側面にある排気口の面積が広いせいでしょうか。室温20℃ぐらいでも静かな部屋ではアイドリング状態でサーっという風切り音が聞こえるので、ほぼ無音となるAspire ONEと比べると若干騒々しいです。

電源スイッチが入れにくい

電源スイッチは本体の右側面にあります。スライドさせるタイプですが、スイッチ自体が小さくて、しかも引っかかりが小さな電源表示のランプ部分だけなので操作し難いです。

付属のDVDスーパーマルチドライブ必要か

本体には光学ドライブはありません。代わりに付属品としてUSB接続の外付けDVDスーパーマルチドライブが付いています。ただ、外付けドライブは単品を買っても安いですし、ネットブックなどを所有している場合はすでに持っている人も多いでしょう。かく言う私も一台持っているのでまったくの無駄になっています。こんなのを付属品にするよりもコストを下げて欲しいところです。

Ubuntu9.10に関連する問題など

以降は現時点で見つけたUbuntu9.10に絡む部分での問題点です。

無線LANは再接続ができない

本機では無線LANのデバイスとしてAtheros社のAR9280が使われており、Ubuntuがath9kというドライバを自動的に組み込んでくれます。特別な作業は不要で接続情報の設定を行うだけでネットに簡単に接続できました。ところが、無通信時間が長かったり、サスペンドや電波障害などで一度切断されるとリブートするまで接続できなくなります。どうやらドライバのバグにより再接続ができないようです。ath9kドライバのサイトに同じ事象のバグリポートが上がっていましたが、ステータスはNEWになっていたので修正されるまでしばらくかかるかもしれません。

という事で、せっかくの無線LANですが、現在使用しない設定にして使っています。

タッチパッドのスイッチが働かない

上でも書きましたが、タッチパッドのオン/オフスイッチとLEDが装備されています。これはタッチパッドが操作の邪魔にならないように不要時にはタッチパッドをオフにできるものですが、Ubuntu9.10では押してもオフに切り替わらず常時動作してしまいます。

カードスロットはOK

本体左側にある5in1メディアスロットは、SD/SDHC/MMC/メモリースティックPro/xDピクチャーカードに対応します。手持ちのメモリーカードの都合でSDカードしか確認していませんが、SDカードを入れると無事認識できました。

ファンクションキーの動作変更

デフォルトではファンクションキーf1~f12だけを押すと、アクションキーとして働きます。ファンクションキーとして機能させたい場合はfnキーと同時押ししないとけません。この動作はBIOSの設定を変更すると一般的なf1~f12単押しでファンクションキーとして働くようになります。

BIOSに入るには電源投入直後か再起動直後にHPのロゴが表示されたらf10を押します。受付する時間が短いので素早く押す必要があります。ちなみにこの時f9を押すと起動デバイスを選択できます。

BIOSに入ると「System Configuration」タブにある「Action Keys Mode」の項目がEnableになっているはずです。これをDisabledに変更すれば通常のようにfnキーを押さなくてもファンクションキーとして働くようになります。なお、変更はAction Keys Modeを選択後、エンターキーを押せばDisabledを選択出きるようになります。

カテゴリー: パソコン本体   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。