ノートパソコンMT3304jのXP化についてのまとめ(再掲)

ゲートウェイのノートパソコンMT3304jのXP化についてまとめた文書を以前作成したことがあり、それをグーグルドキュメントで公開していました。ところが最近になってこの文書の公開を求めるメールがいくつか届いたので確認したら、いつのまにやら非公開にされていて、しかもコンテンツが不適切であるとの仰せが表示されていました。

このアイテムの公開版は、Google の審査でコンテンツが適切であると判断されない限り、共有できません。

無理に公開しようとしても弾かれるので再審査の要求を出したのですが、二週間ほど待っても梨のつぶてであり、仕方が無いのでこちらで公開し直すことにしました。
以下に当時作成した文書の内容をそのまま再掲します。ただし、2008年3月に作成された物なので情報としてはとても古いです。その点にご注意ください。
なお、当サイトではこちらに当時の関連記事があります。

■ はじめに

ゲートウェイのノートパソコンMT3304jはWindows Vistaがプレインストールされていますが諸般の事情でWindows XPに乗せ替えてみました。もちろんゲートウェイのホームページではMT3304j専用のXP用ドライバは用意されていないため、自力でドライバ類を用意してインストールすることになります。ノートパソコンの場合はディスクトップパソコンと違ってデバイスを目視で確認するのは困難なので、必要なドライバの調査や入手に時間がかかります。
XP化してから半年間使用してきましたが特に問題は無く使用しています。そこで、実際に行った内容を公開しますので同様なことを行う方の参考になれば幸いです。

なお、ここに掲載したドライバのバージョンなどは半年前(’07年8月頃)の作業メモから転記しているため、現在はバージョンが上がっているかもしれません。また、今回の行ったMT3304jのXP化は同系統と思われるXPプレインストールのMX3301jのXP用ドライバを一部使用しています。各デバイスメーカーからドライバを入手できない場合はこのMX3301jのドライバを使用しています。

■ 注意事項

当然ですが自己責任でお願いします。OSを変更するためメーカーの保証が受けれらなくなると思います。(Vistaに戻せば分からないと思いますが)
ここに記載する内容は同機種であってもパソコンのロットの違いなどによりうまく動作しないかもしれません。ちなみに私のパソコンは発売開始直後の物です。

XP化にあたり、ここに記載されているドライバが最適な物であるとは限りません。また、パソコンのすべての機能について動作確認しているわけではありません。特にモデム、エクスプレスカード、カードリーダについては全く確認していません。

■ 準備作業

製品付属の機能でVista用のリカバリディスクを作成します。(これがあればVistaに戻す必要がある時に楽できます)
パソコン内蔵ハードディスクに必要なデータがある時は必ずバックアップしておきましょう。
必要なXP用ドライバをダウンロードしておきます。最初のステップでLANが使用できるようになりますので以降はネットからダウンロードする方法もありますが、あらかじめ用意しておいて方が安心でしょう。
MT3304jは容易にハードディスクを交換できるようなので内蔵されているハードディスクを取り外し、別のハードディスクに換装してからXPをインストールすれば簡単にVistaに戻れます。この時ハードディスクを7200rpmとか高速な物にすれば更にパフォーマンスの向上が見込めます。(実はこの方法にすれば良かったと後から気がつきました・・・)

■ XP本体のインストール

Vistaからは直接XPのインストーラを起動することはできないので、Windows XPのインストールディスクでブートしてください。私はWindows XP SP2(バージョンアップ版)のパッケージ品をインストールしました。
パーティーションの切り直しはお好みでどうぞ。私はCドライブ20GByte、Dドライブ残り全部に設定しました。
XPのインストールが完了すると私のパソコンではデバイスマネージャは以下のように表示されました。結構認識されてないですね。
デバイスドライバの中には自己解凍ではないZIPファイルがあります。解凍ツールも入れておくと手間が省けます。

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■ ドライバのインストール

以下、ドライバのインストールです。個別で入れていくのでかなり面倒な作業です。

■ チップセット

搭載されているチップセットはnForce410/430(*1)らしいです(どらちかは分かりません)。
nVidiaのドライバはそのまま実行するとインストールウィザードが開きます。この中でインストールするドライバを選択しますが、すべて選択しておいたほうが良いでしょう。ドライバのインストールが完了するとネットワーク管理ツールのインストーラが起動しますがこちらは別に入れなくていいです。インストールした後、再起動は要求されませんが念のため再起動させました。
インストールが完了すると下記のデバイスが認識されているはずです。なお、グラフィック用ドライバはこの中に含まれていないので別途インストールする必要があります。

これでハードウェアとしては有線LANを使用できるようになりますのでネットワークの設定をすればインターネット経由でドライバ取得も可能となります。ただし、インターネットでドライバを検索するやり方は試していないのでどうなるか分かりません。

ドライバ入手先
nVidiaホームページ  http://jp.nvidia.com/page/home.html

ドライバのファイル名
8.26_11.09_nforce_winxp_international.exe

認識されるデバイス
ルート NVIDIA Network Bus Enumerator
システム NVIDIA nForce PCI Management
ネットワークアダプタ NVIDIA nForce Networking Controller

*1:チップセットの種類について
一度Vistaを入れ直したことがあり、その際、問題があるから製造元のHPよりnForce410/430のドライバをダウンロードしてくれていうメッセージが出たので判明しました。とてもラッキーな問題でした(笑)
パソコンの仕様ではnVidiaのC51MVと記載されていますが、私が調査した限りではC51MVに関する詳細な情報は得られませんでした。nVidiaのサイト内検索でもヒットしなかったことから謎です。
ちなみにMX3301jのドライバはnForce4用になっていたため、最初はnVidiaからnForce4用のドライバをダウンロードしてインストールしていましたが、ネットワークの設定を行っても有線、無線LANともにうまく動作しませんでした。
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■ システムマネジメントコントローラ

ゲートウェイのNVIDIA Chipset Driver(NVIDIA nForce4 Chipset Driverではありません)をダウンロード、実行するとC:\cabs\D00582-001-001以下にドライバのファイルが解凍されます。セットアップは付属しないのでデバイスマネージャーの「その他デバイス」に含まれている「コプロセッサ」を選択して「ハードウェアの更新」を実行します。更新ウィザードで先ほどのフォルダを指定するとドライバがインストールされます。

ドライバ入手先
nVidiaホームページ http://jp.nvidia.com/page/home.html

ドライバファイル名
D00582-001-001.exe

認識されるデバイス
システムデバイス NVIDIA nForce System Management Controller

■ ビデオ

チップセットのドライバにはビデオドライバは含まれていませんのでここで別にインストールします。
ゲートウェイのホームページでMX3301j用NVIDIA Video Driverをダウロードし、ドライバを実行するとC:\cabs\D00580-001-001以下にドライバのファイルが解凍されます。この中にセットアップが含まれているのでセットアップを実行するとドライバがインストールされます。

ドライバ入手先
ゲートウェイホームページ http://jp.gateway.com

ドライバのファイル名
D00580-001-001.exe

認識されるデバイス
ディプレイアダプタ NVIDIA Geforce Go 6100

ビデオドライバについて
MT3304jのグラフィックチップはGeForce Go 6100を搭載してますが、これはチップセット内に統合されたタイプの物です。これ用のドライバはなぜかnVidiaのHPで見当たりません。また、GeForceシリーズ用最新ドライバのインストールを試みましたが、デバイスが見つからないという旨のメッセージが出て何も入れてくれませんでした。結局ゲートウェイからダウロードしたMX3301j用XPドライバを使用していますが、インストールしてみるとこのドライバはnVidia製でした。OEM専用ということなのでしょうか。

■ CPU

MT3304jのCPUはAMD Sempronを搭載しています。AMDのホームページからドライバをダウンロードしたファイルを実行するとインストールウィザードが開きますが、特に設定項目は有りません。このドライバが役に立つのかよく分かりませんが、プロセッサの項目にあるCPUのドライバがAMDになっただけの気もします。

ドライバ入手先
AMDホームページ http://www.amd.com/jp-ja/

ドライバファイル名
amdcpusetup.exe

認識されるデバイス
追加されるデバイス無し。

■ オーディオ

オーディオ用ドライバは二段階に分かれてインストールされます。
まずRealtechからダウンロードしたハイデフ用ドライバをインストールします。このドライバはオーディオバスを構築するためのドライバと思われます。セットアップ付きなので実行するとウィザードが開き、自動的にドライバをインストールしてくれます。
インストール中に新しいハードウェアが見つかりました、とメッセージが出てきますが、安全のため先にハイデフ用ドライバのインストールを完了させます。「新しいハードウェアの検出ウィザード」は閉じて、ハイデフオーディオのドライバインストール完了後に再起動させました。なお、そのままウィザードを続けても問題無いかもしれません。

ドライバ入手先
Realtekホームページ http://www.realtek.com.tw/

ドライバファイル名
WDM_R172a.exe

認識されるデバイス
・その他デバイス Audio Device on High Definition Audio Bus(?マーク)
・その他デバイス Modem Device on High Definition Audio Bus(?マーク)

次にゲートウェイからダウンロードしたSigmatel Audio Driverのドライバファイルを実行するとC:\cabs\D00583-002-001以下にドライバファイルが解凍されます。この中に含まれるセットアップを実行するとハイデフコーデックが追加されます。このドライバがインストールされた直後より、Windowsのサウンド機能が働くはずです。

ドライバ入手先
ゲートウェイホームページ http://jp.gateway.com/

ドライバファイル名
D00583-002-001.exe

認識されるデバイス
サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ SigmaTel High Definition Audio CODEC
(上記のその他デバイス Audio Device on High Definition Audio Busは消える)

Sigmatelについて
Sigmatelのパソコン用オーディオ部門は最近IDTという会社に買収されたようです。IDTでもXP用ドライバを探してみましたが、Vistaで使用する場合の説明程度の記載しかありませんでした。まだ整備されていないかもしれません。

■ 無線LAN

RealtekからダウンロードしたワイヤレスLAN(RTL8185)のデバイスドライバを解凍しますが、自己解凍ではないZIPファイル形式となっているため、解凍するツールが必要です。解凍するとRealtek_RTL8185_Windows_6.1102.0702.2007,UI_1.00.0006という長ったらしいフォルダができるので、その中のセットアップを実行します。ウィザードが開き、ドライバと共にユーティリティをインストールしてくます。なお、このユーティリティがインストールされると「ワイヤレスネットワーク セットアップウィザード」で作成したフラッシュメモリを使ったネットワークの設定ができなくなります。(ワイヤレスネットワークの選択が使用出来なくなる、同画面に対応方法が説明されている)

ドライバ入手先
Realtekホームページ http://www.realtek.com.tw/

ドライバファイル名
RTL8185_6.1102.0702,UI_1.00.0006.zip

認識されるデバイス
・ネットワークアダプタ Realtek RTL8185 54M Wireless Network Adapter

ワイヤレスLANのデバイスについて
MT3304jにはオンボードのワイヤレスLANが搭載されています。デバイスにはRTL8185という品番のデバイスが使用されているようです。Realtekのドライバは品番別に分かれているため、RTL8185用ドライバを探してダウンロードする必要があります。

ユーティリティについて
無線LANを使用してみて、認証に成功するけどすぐに切断、そして再接続、また切断・・を繰り返す症状がある方はこのユーティリティを使用するとうまく接続を維持できるかもしれません。私の場合は親機がバッファローですが、XP標準ドライバとワイヤレスネットワーク接続ではこのような症状が出ていました。Realtekのドライバと接続ユーティリティをインストールしてからはうまく接続出来るようになりました。

■ モデム

私には必要ないですが、デバイスマネージャーの?マークを消したかったのでインストールしました。
ドライバはMX3301j用のAgere モデムドライバを使用します。セットアップ付きなので解凍して出来たc:\cabs\D00505-002-002の下にあるSETUP.EXEを実行します。

ドライバ入手先
ゲートウェイホームページ http://jp.gateway.com/

ドライバファイル名
D00505-002-002.exe

認識されるデバイス
・モデム Agere Systems HDA Modem

■ タッチパッド

Windows標準ドライバでタッチパッドは機能しているようですが、せっかくなのでSynapticsからドライバダウンロードしてインストールしました。こちらの方がゲートウェイのホームページにあるMX3301j用のドライバよりもバージョンが新しいです。
ダウンロードしたファイルはZIP形式になっています。解凍ソフトで解凍するとその中にセットアップが含まれているのでセットアップを実行するとドライバをインストールしてくれます。なお、このドライバを入れるとコントロールパネル内のマウスで出てくる「マウスのプロパティ」に項目が追加されます。なお、当初はゲートウェイからダウンロードしたものを使用していましたが、特に問題は無かったのでメーカーからドライバをダウンロードする必要は無いかもしれません。

ドライバ入手先
Synapticsホームページ http://www.synaptics.com/
(ゲートウェイホームページ http://jp.gateway.com/ )

ファイル名
XP_2K.8.3.4.zip
(D006-007-009.exe)

認識されるデバイス
Synaptics PS/2 Port TuchPad

■ エクスプレスカード

何かカードを入れないとデバイスが表示されないようでドライバのインストールができません。というか、エクスプレスカード自体入手できませんが・・性能は良さそうなので今後に期待です。

■ カードリーダ

私はコンパクトフラッシュしか使っていないため、全く役に立たないカードリーダが内蔵されています。
カードリーダはRealtek製のようですが、詳細不明です。ゲートウェイのドライバはセットアップが付いていませんのでRealtek製ドライバをインストールしています。ダウンロードしたファイルを実行すると勝手にドライバを入れてくれます。

ドライバ入手先
Realtekホームページ http://www.realtek.com.tw/

ドライバファイル名
Realtek_XP_WHQL_3.0.0.4.rar

認識されるデバイス
不明(未テスト)

以上、お疲れ様でした。

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