CMSって

「MT4奮闘記-その5」でも少し触れたけど、CMSなるものを物色中。
CMSとはコンテンツマネジメントシステムの略で、簡単に言うとインターネット上に公開するウェブサイトをユーザーがコンテンツを作成するごとにページをHTMLで記述することなく、簡単に公開できるようにするシステム。MTとかWordPress等もブログに特化したCMSと考えられる。まあ、ずぼらな自分にもってこいだ、と安易に考えていたが導入は結構大変、そして自分用のサイトに仕上げるのはもっと大変(やりたいこと、使用するCMSにもよるが)。そして運用時には至福の時が訪れるか、トラブルに悩まされて断念するか分からないところがマニアックである。(笑)

そもそもMovable Type4を使って自分のサイトを作ろうと思っていた。別にMT4が使えないことは無いが、ひょんなことから世界中ですごい数のオープンソースのCMSが開発されて、その一部は日本語が利用できるとのこと。これはちょっと調べてみる価値はあるな、というのが事の始まり。いくつかテストを始めているけど泥沼状態になりつつある・・・

さて、日本語が使える、または使えそうなCMSをピックアップしてみた。なんて読むか分からない名前も多いが、どれもオープンソースで無料である。一応MT以外のブログツールもちょっだけ入れてある。まだすべて動かしていないが、どれも個性があって面白そうなものばかり。

ブログ
・WordPress/WordPressME
・Nucleus CMS

CMS
・MODx(日本語化必要)
・XOOPS Cube
・Drupal(日本語化必要)
・Geeklog(日本語化必要)
・e107cms(日本語化必要)
・Xaraya(日本語化必要)
・spip
・Joomla!
・TYPO3(日本語化必要)

このリストうち、日本語化必要というのはインストール時にユーザーが日本語化を行なう必要のあるもので、記載が無いものは最初から日本語版がある、インストール中、あるいはインストール後に日本語表示に切り替えることができるものである。日本語化は大抵言語ファイルというものが別に用意されており、それを追加インストールするような場合が多い。ただ、言語ファイルを入れたからと言って完全な日本語表示がされることを期待してはいけない。バージョンが古かったり、日本語化が追いつかず一部英語だったりすることもある。なお、CMS本体の開発もそうだが、言語ファイルは有志の方たちがボランティアで作ったものを提供している。ありがたく使わせていただこう。

とりあえずレンタルサーバーにMODxとWordPressを入れてみたが、アップロードやらパーミッション変更やらで結構手間がかかるし、一応公共の場なので気を使う。そこでXAMPPという便利ソフトを入れてみた。これは一つのパッケージでWindows上にウェブサーバーのApatche、データベースのMySQL、そしてサーバーサイドスクリプトのPHPを構築してくれる優れもの。ファイルシステムはWindowsを利用しているのでドラッグ&ドロップで簡単にファイルを転送できる。

この二週間ほど、インストールと日本語化するための情報収集だけで疲れ果てた。しばらくネットは見たくない気分・・・でも本日までにGeeklogを除き、上のリスト分はインストールして日本語化を完了した。うーむ先は長い。

※この記事は旧ブログ-レンズの向こう(@ブログ人)にて公開していたものです。

カテゴリー: CMS   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。