補足説明です

このところ勢いでブログ書いているのでときおり専門用語連発してるみたい。
ブログは一般の方が読んでも分かりやすいように気をつけているのだが、たまに暴走してますな(笑

各HP見て、というのも味気ないので遅いかもしれないけど「フォトCD」の記事に補足しときます。

スリーブとは

フィルムの場合は大抵24枚とか36枚撮りのため現像すると6コマ毎に短くカットされてシートに入って返される。このカットされた状態のこと。

マウント、ポジとは

マウントの説明の前にフィルムの種類から、

一般的に使用する写真用フィルムはカラーネガフィルムだが現像すると元の色が反転して記録される。これとは反対に元の色のまま記録されるのがポジフィルム。(略してポジ、またはカラーリバーサルとも呼ぶ)
ネガはプリントするのに向いており、ポジは印刷とかスライドに適する。

ポジの場合は色再現がよいため、アマチュアカメラマンでもよく使う。ただ、撮影時の露出決定が難しいとか、プリント代が高いとかで一般の人にはお勧めできない。

ポジの用途としてスライドがあるが、これにはフィルムを一コマずつカットしてプラスチックの枠に収める。これをマウントと呼ぶ。管理人は主にリバーサルを使用していたのでスリーブで現像してもらって、その後自分でよい写真を選んだ上でカットし、マウントしていた。マウントすると専用のケースが売られているので整理しやすかったためだ。また、マウントした状態でもプリントに出せるのでプリントするときも困らない。
(こう書くといかにも整理整頓が行き届いているようだか、このあいだマウントしていない未整理のスリーブがたくさん見つかったのは秘密^^;)

イメージパックCDとは

コダックが行っている写真データのCD書込みサービスのことでサービス開始時はフォトCDと呼んでいた。イメージパックCDではひとつの画像に対しピクセル数が異なるサイズで読み込むことができる(64×96~2048×3072ピクセル)。ただ、読み込みは専用ソフトか対応する画像処理ソフトが必要。

可逆圧縮とは

パソコン等でデータを読み出しても記録時の画質で読込みができる圧縮方法のこと。イメージパックCDではこの方式で記録されている。ちなみに記録時にデータを失うものは非可逆圧縮といい、有名な圧縮方式としてJPEG圧縮(拡張子JPG)がある。データを一部失う代わりに圧縮率が高く、ファイルサイズが小さくしやすい。

最近ではDPEショップなどで行う同様のサービスをフォトCDと呼称しているところもある。でもこちらはJPEG圧縮でピクセル数も小さいところが多い。どうもショップ独自にやっているかも知れない。また、富士フィルムも同様のサービスを行っているがこちらは富士カラーCDと言うそうな。

※この記事は旧ブログ-レンズの向こう(@ブログ人)にて公開していたものです

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